こんにちは!
今回は五十肩(肩関節周囲炎)についてのご紹介です。
中年以降、特に50歳代に多くみられ肩関節に痛みや運動制限を
もたらす疾患の総称を「五十肩」、医学的に「肩関節周囲炎」といいます。
関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが老化して
肩関節の周囲組織に炎症が起きることが原因とされています。
その病状は様々で、安静時痛、夜間痛、運動時痛、拘縮などの有無により主に
炎症期、拘縮期、回復期の3つに分類されます。
・炎症期の特徴
動かしたときの痛みだけではなく、安静時痛や夜間痛があるのが特徴です。
炎症期の期間は2週間から3か月ぐらい続くことがあります。
・拘縮期の特徴
動かしたときの痛みや安静時痛や夜間痛が軽減していくのですが、
筋肉や関節が拘縮してしまい肩関節の可動域が制限されてしまうのが特徴です。
拘縮期の期間は6が月ぐらい続くことがあります。
・回復期の特徴は
痛みや関節の可動域の制限も徐々に回復していきます。
回復期の期間に入るのに1年かかってしまう方もおられます。
状態により対処の異なる疾患であり、対処が早いほど回復も早いとされています。
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